住宅の購入方法や支払い方法

住宅は一生の買い物

多くの方にとって、長い人生の中で最も高額な買い物はマイホームでしょう。規模や立地にもよりますが、住宅を土地付きで買う場合は数千万円かかってしまうのが普通です。そのため現金一括で住宅を購入できる方はほとんどいません。住宅ローンを利用する方法が一般的です。住宅ローンは長期に渡るローンで、その借入額も非常に高いとはいえ、基本的なポイントは他のローンと共通している部分があります。借入額に対して一定の金利手数料がかかり、その手数料と元金分とを一定の額返済し続けます。では住宅の購入の流れと支払い方法に関しての基礎知識を説明しましょう。

住宅を買うまでの流れ

細かい方法は異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。まずは情報収集です。多くの方は住みたいエリアの希望があることでしょう。そのエリアの相場を把握し、それを踏まえて間取りや駅からの距離など細かな条件を考えていきます。興味のある不動産が見つかった場合、扱っている不動産会社などに連絡・相談します。そして実際に物件を見学していきます。複数の物件をじっくり検討するとベストです。その後条件に最もかなう物件を選定し、購入の申し込みに入ります。
ここで住宅ローンの事前審査が入ります。住宅ローンを組む事が可能か、可能な場合は借入額はどれくらいになるかといった内容の審査が行われます。事前審査に無事に通った場合、契約手続きへと進みます。契約内容をよく確認し契約日までに準備を進めます。契約日には再度書類を確認したうえで署名します。違約金に関する条項などもよく見ておきましょう。売買契約後に住宅ローンの本番の申し込みを行います。最終的な審査に合格するとローン契約を結びます。
金融機関からの振込を受けてから、売主に対する残金の決済を完了した後、物件が引き渡されます。

住宅の支払い方法

住宅ローンの融資は以下の方法で行われる事が一般的です。まず住宅ローンを提供している金融機関から、借入をするクライアントの講座に資金が入金されます。入金されたお金は売主に対して振り込まれます。つまり借入する方の口座を一度スルーするイメージです。必要な手続きは通常銀行で、当事者や司法書士の立ち会いのもとに行われます。ただし司法書士が立ち合わない場合もあります。さらに金融機関から売主に対して直接振込をするケースもあります。最終的にどのような支払い方法になるかを契約時に確認するようにしてください。