住宅ローンを選ぶときのポイント 金利・審査の甘さで選ぶ住宅ローン・ランキング

住宅ローンを選ぶときのポイント

住宅ローンを選ぶ時のポイント1:金利

住宅は高額な買い物です。そのため住宅ローンを選ぶ際は金利を重視すべきです。わずか1%の金利差であるとしても、数十年単位で何千万円もする住宅ともなると、かなりの支払額の差が生まれます。一例として、3,000万円のローンを35年間で組むとします。金利を1%とする場合、金利差わずか0.1%でも60万円の差が出ます。もし0.5%も違う場合どれだけの差が出るかは想像に難くありません。
金利を考える際に大きな選択となるのが、固定金利にするか変動金利にするかという点です。フラット35に代表されるように、固定金利は市場金利の影響を受けないため、市場金利が上がってしまってもその損害を受けません。しかし逆に金利が下がった場合のうま味を味わうこともできません。一般的に変動金利は固定金利と比較して低金利です。ただし金利上昇リスクはあるため、どちらを選択するかどうかは慎重に選ぶべきです。一つの指針としては、低金利が続いているうちは固定金利が有利で、高金利の局面になってきたら変動金利が有利と覚えておきましょう。

住宅ローンを選ぶ時のポイント2:諸費用もチェックする

住宅ローンを考える場合に最初に目が行くのは金利です。しかし支払うべきものは他にもあります。例えば事務手数料や保証料などです。事務手数料はローンを組む際の手続きに対する報酬です。保証料とは銀行が保証会社に保証をつける際に必要な費用です。保証会社はローンの借り手が返済不能に陥った場合にローンを払います。これを踏まえた費用が保証料です。
金融機関によって保証料や事務手数料には大きな差があります。例えば事務手数料を50,000円や100,000円など一定金額に設定している機関もある一方で、融資金額の2.16%というように一定の率を要求する機関もあります。また保証料については無料とする機関もあるのに対し、約60万円~250万円ほどの幅を持たせている機関もあります。一般的に大手は事務手数料が安い代わりに保証料が高く、ネット銀行系は事務手数料が高めで保証料はかかりません。両方の諸費用をよく比較してローンを選ぶ事が大事です。

住宅ローンを選ぶ時のポイント3:繰り上げ返済手数料

月々の返済額に上乗せして返済を行いたいという方は少なくありません。繰り上げ返済を行うことによって、返済額や返済期間を多少なりとも減らすことが可能だからです。しかし繰り上げ返済を行う場合、その手数料がかかるケースがあります。場合によっては3万円や5万円かかる事もあります。一方無料で受け付けている機関もあります。繰り上げ返済を考えている方は手数料の有無について事前に確認するようにしてください。当然無料のプランが良いでしょう。